三枚続き
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1枚刷り
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歌川国芳
「通俗水滸伝豪傑百八人之内」
一丈青 扈三娘
嘉永3年(1850年)頃
中判錦絵 |
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太平記英勇傳
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この作品は、歌川国芳(うたがわくによし:1797〜1861)門下の
落合芳幾(おちあいよしいく:1833〜1904)が描き、慶応3年(1867)に刊行された作品です。
当時は、幕府の禁令により織田・豊臣以降の武将を描くことは禁じられていたので、
題名に「太平記」を入れ、南北朝時代の人物であるようにカモフラージュしています。
赤穂事件や伊達騒動の演劇化にも見られるように、当代・近代の人物・事件等を
過去の事件や人物に仮託して描く手法は当時の常套手段でした。
しかしながら、幕末の当時まで存続していた大名家以外はすべて実名で描かれていることから
これもやはり幕末の混乱期に発行されたことが幸いし、検閲の方も甘かったのかもしれません。
ちなみに、師匠の国芳も弘化4〜嘉永5年(1847〜52年)頃にかけて
大判(約39.5×27p)でまったく同じ題名・体裁の作品を出していますが、
さすがにこちらはすべて仮名、当て字になっています。
なお、元々の作品のサイズはすべて中判(約26×19.5p)、武将名の前の数字は、画中の通し番号です。 |
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